
自律型セキュリティ監視プラグイン『SITE RADAR』がリアルタイムで自動巡回・監査を行っている4カテゴリー・全監査項目のセキュリティ&インフラ監査項目の総合一覧および概要解説です。
全監査項目 統合監査マトリクス
| カラム(カテゴリー) | 監査項目名 | 概要・チェック目的 |
| ① 監視ドメイン & Git露出 | SSL証明書 / ドメイン残り日数 | 期限切れによるサイト閲覧不可・警告画面の発生を防止 |
| 契約満了日 (有効期限) | SSL証明書およびドメインの正式な更新期限日 | |
| 有効開始日 (登録日) | 証明書の利用開始日および登録履歴の正常性 | |
| CA署名発行機関 | 信頼できる認証局(発行元)から取得されているか | |
/.git/HEAD 露出状態 | 開発履歴(Git)の最重要内部ファイルが外部露出していないか | |
/.git/config 露出状態 | サーバー設定やリポジトリ情報が盗み取られないか | |
/.git/index 露出状態 | サイト全体の構造や非公開ファイルのリストが露出していないか | |
/.gitignore 露出状態 | 隠しファイルや秘密の環境変数の設定名が漏洩していないか | |
| ② なりすましメール対策 | SPF 認証 | 送信元のメールサーバーが正当なものか(成りすまし防止) |
| DKIM 公開鍵 | 配信されたメール本文や添付ファイルが改ざんされていないか | |
| DMARC ポリシー | 偽メールが届いた際、相手メーラーに破棄・隔離命令を出せているか | |
| BIMI 構成 | 受信ボックスで企業の公式ロゴマークを表示する準備ができているか | |
| MTA-STS ポリシー | メールサーバー間の通信を強制的に暗号化し、盗聴を防いでいるか | |
| TLS-RPT レポート | メール暗号化通信の失敗・攻撃トラブルの報告を受け取れているか | |
| ③ Securityheader & 防衛 | Content-Security-Policy (CSP) | 不正な外部スクリプトの実行やウイルス感染(XSS)を防いでいるか |
| Strict-Transport-Security (HSTS) | 訪問者を強制的に安全な通信(HTTPS)へ誘導できているか | |
| X-Frame-Options (XFO) | 悪質サイトによる画面の勝手な埋め込み(罠リンク)を防いでいるか | |
| X-Content-Type-Options (XCTO) | ファイルの種類を偽装したウイルスの自動実行を防いでいるか | |
| Referrer-Policy (RP) | ページ移動時に秘密のURLパラメータなどが外部に漏れないか | |
| Secure Attribute (Cookie) | ログイン情報(Cookie)が暗号化通信時のみ送信されているか | |
| HttpOnly Attribute (Cookie) | ログイン情報(Cookie)が不正プログラムから盗み取られないか | |
| SameSite Restriction (Cookie) | 他サイト経由での勝手なログイン操作(CSRF攻撃)を防いでいるか | |
| ④ AIガバナンス | llms.txt 設置 | AIクローラー(ChatGPTやClaude等)向けにサイト情報を置いてあるか |
| robots.txt 設置 | Webサイトの設定を可視化し正しく設置されているか確認 | |
| AIクローラー対応状況 | AIクローラーのアクセス設定を可視化 | |
各カテゴリーの分かりやすい機能解説
カテゴリー①:監視ドメイン取得情報 & Git露出監査
「Webサイトの有効期限切れ」と「裏側の設計図の漏洩」を未然に防ぐ監視です。
- SSL証明書 / ドメイン取得情報(要素) Webサイトの「鍵(SSL証明書)」や「住所(ドメイン)」の有効期限を毎日チェックします。期限が切れると訪問者の画面に「このサイトは安全ではありません」という赤い警告が出たり、サイト自体が表示されなくなったりするため、事前にお知らせしてトラブルを防止します。
- Git深層露出監査(要素 ) Webサイト制作時に使われるプログラムの管理ファイル(
.git)が、誤ってインターネット上に公開されたままになっていないかを監視します。これが露出していると、サイトの構造やデータベースの接続パスワードなどの機密情報が攻撃者に盗み取られる危険性があります。
カテゴリー②:なりすましメール対策
自社の名前を騙った「フィッシング詐欺メール」や「迷惑メール扱い」を防ぐ防御策です。
- SPF / DKIM / DMARC(要素 ) 自社のドメイン(@example.com)を使って、第三者が勝手に「偽物のメール」を送るのを防ぎます。設定が不十分だと、お客様へ送った正当なメールが「迷惑メールフォルダ」に入ってしまったり、自社になりすました詐欺メールが出回って企業ブランドが傷つく原因になります。
- BIMI / MTA-STS / TLS-RPT(要素 ) メールの信頼性をさらに高める最先端の仕組みです。送信メールに公式ロゴマークを表示させて安心感を与えたり、メールの送信途中で内容が盗み聞き(盗聴)されるのを暗号化技術で防ぎます。
カテゴリー③:Securityheader & 防衛属性
Webサイトにアクセスしてきた「訪問者(ユーザー)の画面やデータ」を守る要塞の壁です。
- 基幹セキュリティヘッダー(要素 ) Webサーバーがブラウザへ送る「防御命令(ヘッダー)」をチェックします。訪問者の画面でウイルスのような不正プログラムが勝手に動くのを防ぐ(CSP)ほか、悪質なサイトの枠組みの中に自社サイトを隠して埋め込み、偽のボタンを押させる攻撃(クリックジャッキング)などを遮断します。
- Cookie(クッキー)防衛属性(要素 ) Webサイトにログインした際の「鍵(セッション情報)」を守る設定です。暗号化されていない通信で鍵が送られるのを防いだり、不正なプログラムから鍵を抜き取られないように保護して、アカウントの乗っ取りを防ぎます。
カテゴリー④:AIガバナンス
AI(ChatGPT・Gemini等)時代に対応した「新しい時代のSEOと著作権保護」です。
- robots.txt / llms.txt / AIクローラー対応(要素 ) AIがWebサイトの情報を読み込む際、「このサイトは信頼できる公式な情報源である」と証明するための宣言や、AI専用の「サイト案内書(llms.txt)」、AIクローラーへの対応を可視化し、WebサイトがAIクローラーに対してどのように設置されているかを確認します。